
スマートエネルギーWeek 2026 — 幕張メッセでの3日間
日本 · スマートエネルギーWeek[秋]2026
![千葉・幕張メッセ — スマートエネルギーWeek[秋]の会場となる国際展示場。](/news/img/full/sew-02.jpg)
毎年秋、千葉の東京湾岸はアジアのエネルギー産業が集う場所になります。今年9月、Gridradixも幕張メッセで開催されたスマートエネルギーWeek[秋]2026の会場を歩きました。エネルギー転換のすべてがひとつの会場に凝縮された3日間です。
1枚のチケットで7つの展示会
スマートエネルギーWeekは単一の展示会ではなく、複数の展示会の集合体です。ひとつ屋根の下、ひとつの入場証で、水素・燃料電池のH₂ & FC EXPO、太陽光のPV EXPO、二次電池・蓄電のBATTERY JAPAN、系統・VPP・エネルギーマネジメントのSMART GRID EXPO、WIND EXPO、CO₂の回収・利用・貯留のCCUS EXPO、熱エネルギーのI-TEXが集まります。今年はFusion Power World、BIPV World、Floating Offshore Wind World、ESS(蓄電システム)Worldといった特設ゾーンも加わり、来場者はペロブスカイト太陽電池から系統用蓄電池、浮体式洋上風力の基礎構造まで、ホールを一巡りするだけで見て回ることができます。
数字で見る
主催のRX Japanによると、3日間で約550社が出展し、来場者は約45,000人。展示会と並行して約100セッションのカンファレンスも開催されました。来場者層は際立って上級職が多く — 主催者によれば前回は来場者の半数以上が管理職以上 — かつ国際的です。日本の電力会社やメーカーに加え、中国や韓国をはじめとするアジア各国、さらに欧州や北米からも出展者とバイヤーが集まります。
誰が来るのか
来場者のプロフィールは業界地図そのものです。電力・ガス会社、国や自治体、プロジェクト開発者、ゼネコン、ハウスメーカー、産業用エネルギー需要家、そしてエネルギー業界への新規参入者が絶え間なく訪れます。設備をつくる人、買う人、規制する人が3日間同じ建物に集まる、数少ない場のひとつです。
印象に残ったこと
会場を支配していたのは3つのテーマでした。第一に、あらゆる場所に蓄電池があること — 家庭用からコンテナ型の系統規模設備まであらゆるスケールの蓄電システムが並び、単なるバックアップではなく系統サービスを目的とした設計への明確なシフトが見られました。第二に、水素が実証から製品へ移行していること — 電解槽、燃料電池システム、水素対応の熱機器がプロトタイプではなくカタログ製品として展示されていました。第三に、グリッドエッジ — VPPプラットフォーム、配電自動化、インバータ電源の保護・監視、そしてそれらすべてを束ねるソフトウェアです。再生可能エネルギーを実際の系統に統合する仕事に携わる者にとって、SMART GRID EXPOのホールは会場で最も興味深い空間でした。
Gridradixにとっての意味
Gridradixの業務は、まさにこれらのホールが描く接点 — 再生可能エネルギーの系統連系と、それを安定させる保護・制御・自動化 — にあります。日本は東京に拠点を持つ当社の主要市場のひとつであり、幕張はアジアのエネルギー転換における設備、バイヤー、規格の議論が一堂に会する場所です。私たちは見て、聞いて、意見を交わすために訪れました。そして、また戻ってきます。
次回開催
スマートエネルギーWeekは2027年10月6日〜8日に幕張メッセで再び開催され、春の回は東京ビッグサイトで行われます。主催者サイトからの事前登録で入場は無料です。




イベントに関する事実(会期、構成展示会、出展社数・来場者数、来場者プロフィール)は、主催者が公表したスマートエネルギーWeek[秋]2026の資料に基づきます。写真は会場の幕張メッセを写したものです。